1999年8月下旬に某HPで話題となった秘湯(?)「神仏湯」に行ってきました。場所は金沢市郊外にあります。 昼頃、現地に到着しました。まず驚いたのは現地の風景。金沢の繁華街、片町から車で20分程度の場所なのに全く建物がなく、目の前に犀川が流れています。緑も豊富です。しかも、滝が犀川に流れ込んでいたり、近くにアオサギが1羽飛んでいたりします。ただ、未舗装の道路を進まないといけないとか、駐車場が割れたカワラ(?)でできているとか、到着するまでに驚くことが多いです。
建物ですが、全体的にチープです。実際に建物を見ると、びっくりすることは間違いありません。お風呂は内風呂(1つ)、露天風呂があります。
男風呂の方は、露天風呂は駐車場から見えてしまいます。囲いはあるんですが下の方まで隠していません。囲いは、あってないようなものです。残念ながら、露天風呂から滝はみえませんが、馴れれば景色がよいので、ゆったりできます。「ここ、どこだっけ」と思うのは、僕だけではないはず。
内風呂は、かなり熱かったです。金城温泉の熱い方の湯よりも1度〜2度は熱いのでは。しかも、意味不明な花瓶のようなものが6個、内風呂の近くに並べてありました。あれは、なにに使うんだろう(笑)。それと、洗い場の鏡に貼ってある、宣伝用のステッカーが手加減なしに巨大でした。
お湯質ですが、湯上がり後、多少ねっとり感があります。お風呂のお湯の色は透明です。
後日談
「神仏湯」の開湯が1999年8月と判明しました。つまり、僕が入湯した時は、開湯したばかりの頃だったわけです。それを感じさせぬ、たたずまいは、恐るべしとしかいいようがありません。「神仏湯」のある場所だけが、昭和初期頃のような雰囲気を感じさせます。
開湯して数ヶ月たった頃、夕方のローカルニュースで「神仏湯」の紹介がありました。宣伝といえば、通り道に数箇所、手製の看板があるだけです。その看板も、あまり目立たない看板です。インターネットが「神仏湯」の宣伝の一端を担っていたのかもしれません。
インターネットで入手した情報
冬期はお湯の温度が上がらないため、露天風呂は閉鎖されています。
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