私的 ミノルタDiMAGE7(2/3inch 524万画素) 2ndインプレッション
購入1週間後 インプレッション

やっとで雨があがった。なにはともあれ本格的に撮影しないことにはD7がどんなデジカメかわからない。
準備したもの
   バッテリー:ニッケル水素単三
   CF レキサー製 128M 8倍
 三脚も持たずフィルター類も全部置いて、デジカメのスッピンを見てみることにしました。

私のデジカメの基本設定
液晶ファインダー(EVF)は自動ON。本体液晶は通常OFF。ファインダーに顔を近づけたときにだけEVFがONになり、顔を離した時にはEVFはOFF、その時、本体液晶は自動には点灯しない設定にしてあります。必要な情報はEVFで確認できるので本体液晶は通常は不要ですし、バッテリーにも優しいでしょう。
まだ慣れていない部分も多いので基本はプログラム撮影。露出&WBはその都度、必要に応じて変更。気が向いたらマニュアルモード等を使用することにしました。ちょっと実践的な感じです。画質はSTD。JPG画像では上から3番目。だいたい1枚辺り1Mの容量になります。

撮影の感想
昨日までの雨が上がり久しぶりの晴れ。陽射しは夏。撮影コンディションとしては良いものではありませんでしたが、意気揚揚と出発。
まずはいつもの高岡古城公園へ一人で行く事に。緑の木々が夏の訪れを感じさせる場所です。
午後からは家族揃って、海沿いへ。日本海も夏の気配が。そんな感じで撮影を楽しみました。

EVFは光学ファインダーに比べちゃうと、お世辞にも見やすいとは言えません。特にピントの確認には拡大表示を上手く使う必要があります。でも、このEVFこそがこのデジカメの特徴であることが再認識できました。特に露出補正はEVFに反映されるので、EVF表示でオーバーかアンダーかを把握する事が出来るわけです。もちろん、EVFの情報量は完璧ではありませんから、必要に応じて、撮った画像のヒストグラムを再生モードで確認すれば間違いは少なくなるでしょう。

オート撮影で逆行気味の場合、その辺をカメラが上手く補正してくれるのですが、場合によっては補正のし過ぎで白トビなんてこともありました。そんな場合もEVFで確認できるので撮影前にすぐに露出補正で対応できます。AWBを含め他のパラメーターも同様です。このような感じなのでEVFがさらに見やすくなると撮影も随分と楽になります。

あと、今日は測光モードを多分割で撮影しました。この他、中央重点的平均、スポットがあるのですが、測光モードの変更はメニュー画面上にあるんですよね。他のパラメーターが本体上のボタン&ダイヤルで操作できるだけにこの部分もボタン1発で特にスポット測光だけでも操作できれば良いのになーという感想を持ちました.。

画質の方は500万画素とは言うものの、ラチチュードは狭く明暗差のあるところでは白トビや黒ツブレする所がでてきます。それだけに、何が撮りたいのか明確なものを持たないと、つまらない写真の量産になってしまいます。この辺はE-10なんかと比べて劣る部分ですね。白トビも黒ツブレも再生する前にEVFで確認できるので、露出補正をしっかりすることが、このデジカメを扱う上での最低条件でしょう。

D7には露出、ホワイトバランス以外にも彩度、コントラストといったパラメーターも細かく設定できます。私も今回、彩度は+2で撮ってみました。D7の初期状態は比較的おとなしい設定なので、レタッチをしないならば、自分の好みになるようにパラメーターを積極的に変更する必要があります。言い換えるとD7初期状態は一見、見栄えの悪い画像になってしまう事が多いということです。ユーザーの趣味に合わせてパラメーターを変更することがD7を使いこなす上で大切だという事です。そのためには、まだまだ使い込まないといけないなー。

ということで、このデジカメはパッと撮ってポンというタイプでは無いようです。いろいろといじって美味しいところを見つける必要がある。それだけ未完成なのかもしれません。それを補う意味で設定変更がストレス無くできる設計になっていると言ってもいいのかもしれませんね。そして、それが楽しめるかどうかがこのデジカメの評価を分けるポイントなんでしょうね。私はこの自由度のある設計が結構好きですし、楽しめています。


バッテリーの持ち
随分とバッテリーの持ちの悪さが言われているD7.私の使い方だと。どの位バッテリーが持つのか興味津々でした。使用したのはフジブランドのニッケル水素(1600)購入直後のものを充電して使用しました。その結果、途中でバッテリー低下表示は出たものの128MのCFがFullになるまで撮影が出来ました.枚数で125枚。実際は途中で明らかに失敗のため消去した画像もあったのでプラスα。この結果からEVFだけを使用する撮影方法ならば、それほど問題にする必要は無いということです。128MのCFならば予備に1組電池を用意しておけば良いことになります。今回は昼間の屋外の撮影だったのでフラッシュ撮影無し。電源は常時ONの状態でパワーセーブモードをかけながら撮影しました。撮影所要時間は約2時間でした。

サンプル画像
一応、今日撮った中から数枚UP。もう、HPスペースが無いので縮小画像です。縮小時、シャープネスかけなかったので、画質はイマイチですが、元画像はもう少しまともですよ。撮影者の技術も考慮して見てやってくださいね。サンプル画像

お願い:DiMAGE7ユーザーの皆様へ。情報交換の場などがあれば教えてください。
     D7情報覚え書きのページはコチラDiMAGE7情報室

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