使用したのはハギワラシスコム（以降H-CFと表記）とSandisk（以降S-CFと表記）の192MBです。
前回、JPEG最高画質、最大サイズ、1枚撮りでどちらも約１０秒でありＤ７側の処理が律速らしいということでした。
また、おぎおぎさんによればレキサーでも同じぐらいということでした。
【今回テスト内容】
テスト１ 3126KBの画像を両方のCFに入れ、Ｄ７で再生させる。
（画像送りの速さから、この処理はほとんどすぐだと思いますので計測から除外）
拡大ボタンを押してからアクセスランプが消えるときまでを計測する。
（なお、拡大表示ボタンを押したときにファイルをＣＦから読みながら処理していると考えたので、
もし違うなら、このテストは無意味です。
また、実際にはアクセスランプが消灯するより一瞬早く拡大画像が表示されます。）
テスト２ 連射モードでデジタル時計を撮影すると５枚で連射がとまります。
５枚目を撮影をしてからアクセスランプが消えるまでの時間を計測。
（バッファフルからすべて転送完了するまでの時間。）
テスト３ ＲＡＷモードでデジタル時計を撮影し、ファインダが再表示されるまでの時間を計測。
（時計の秒表示00でシャッター後、ファインダーを覗きつづけ、
再表示されたときに見える時計の秒表示を見ています。）
なお、計測はすべて秒単位の大雑把なものですので、それなりの誤差があることはご承知置きください。
テスト１
どちらも６秒程度でほとんど差は無いようです。
テスト２
H-CF ５枚合計8447KBを約23秒で処理 367KB/SEC
S-CF ５枚合計10441KBを約34秒で処理 307KB/SEC
テスト３
H-CF 9709KBを約24秒で処理 405KB/SEC
S-CF 9699KBを約31秒で処理 313KB/SEC
【結 論】
もし、JPEGでしか使用せず、連射もあまりしないのであれば、どちらを購入しても同じだと思います。
連射を多用したり、RAWモードを使用するのであれば、それぞれ、１１秒と７秒の差は大きいかもしれません。
ただ、連射の場合、バッファフルになっても５〜７秒ほど待てば、どちらも次の画像は撮れるので、
通常のスナップ等の撮影テンポであれば、それほど体感的な差はないと思います。
動画の場合、ＣＦの高速性が求められるようですが、Ｄ７の場合は60秒の時間制限もあることから、
本体バッファーメモリー内で処理しているような気がするのですがどうなんでしょう？
ちなみに、各ＣＦの値段は「さくらや」では
H-CF 192MB \25,000
S-CF 192MB \24,000
です。これだけの値段の差と、性能の差、ユーザーの使用条件及び目的をあわせて考えて、
どちらを選択するかということですが、まあ、この二つの場合は\1,000の差だから結論はでやすいのでは
と思うのですが、問題は価格差の大きなレキサーではどうなのかということでしょう。
おぎおぎさん、期待してます。(^^)
コメント投稿者：おぎおぎ 投稿日：01/07/10(火) 22:14 宿題：終了しました。
テスト２
レキサー 128MB(×8） 9705KBを約28秒 347KB/SEC
テスト３
レキサー 128MB(×8） 8774KBを約28秒 313KB/SEC
ということで、８倍速の128MBではレキサーも差の無い結果ですね。
ちなみに128MBのさくらやNetsの価格です。
レキサーメディア ＭＣＦ−１２８×８ 21,070円
ハギワラシスコム ＨＰＣ−ＣＦ１２８Ｚ 11,500円
サンディスク ＳＤＣＦＢ−１２８−５０５ 13,030円
レキサーってやっぱり高いのね。
コメント投稿者：ルリビタキさん 投稿日：01/07/11(水) 06:18 −−−２のテストの場合、画像処理は並列処理でやっているでしょうから、
画像データの合計が大きいほど秒あたりの転送速度は、遅くなるかもしれませんね。
同じＣＦで複数のデータを取ってみればその辺はわかるのでしょうが...。
それにしても、おぎおぎさんの結果は意外でした。
ことDiMAGE 7については、レキサーを使用しても８倍速の場合は、
価格ほどのアドバンテージはないということのようですね。
ハギワラが一番リーズナブル？
コメント投稿者：kyamamoさん 投稿日：01/07/11(水) 06:40 ルリビタキさん、おぎおぎさん、テストありがとうございました。
早そうだし安そうだしということで、結局ハギワラのを購入しましたが、結果的には一番リーズナブルなようで一安心です。使っていても特に困ったことはないですし、速度的にも十分満足しています。「D7にはハギワラ」ということで、一応の結論でしょうか。